20年間アトピー性皮膚炎と向き合って この記事は20年間アトピー性皮膚炎と付き合ってきた一般人がどのようにアトピーと向き合ってきたかについて書いたものです。あくまで素人の個人の見解、経験でありすべての人に当てはまるものではない事をご了承ください。

初めに   これは多くの人に当てはまるかもしれません。夏は汗でかゆくなり、冬は乾燥でかゆくなる。薬を塗れば炎症がある程度落ち着くけど、塗らなくなるとまたあれてしまう。基本的には20年間これの繰り返しでした。ただ、20年間も同じことを繰り返しているとある程度見えてくることがあります。少し幼少のころから振り返っていきたいと思いますのでお付き合いください。

症状
赤ちゃんの時などは記憶がないので幼稚園にいた時ぐらいから振り返ります。私はサッカーをしていました。暑い中サッカーをするので、もちろん汗をかきます。汗をかくとかゆくなってしまうので、かきこわしてしまいます。こまめに汗を拭いたほうが良いというのは今でこそわかりますが、小さい子に汗をこまめに拭くということが難しいことはご理解いただけると思います。小さい時は自分がなぜこうなっているのかを理解しきっていません。薬を塗ってもらうのも、シャワーに入れてもらうのも基本的にはやってもらうものではなくやらされるものです。子供は嫌がるとは思いますが、できることはやってあげてほしいと思います。やるのとやらないのでは明らかにかゆみが違ってきます。小学校に入学しました。この時もサッカーは続けています。そして私の人生の中で一番肌が荒れたのが2年生の時です。幼稚園の時よりもサッカーが活発になりました。土日はサッカーの練習や試合でずっと汗をかいています。半日の日もあれば一日の日もあり、汗を拭いたり、シャワーを浴びたりできなくなっていきます。そうなると必然的に荒れていきます。この時ぐらいからプールに入れなくなりました。気持ちの面もありますが、プールに入ると肌がわかりやすく荒れます。4年生までサッカーを続けましたが後の2年間は2年生の時ほどは荒れませんでした。ただ、ひざの裏やひじの裏、背中、おなか、顔などはとても痒く荒れていました。4年生の最後にサッカーをやめました。ですがその後中学校くらいまでは同じような症状のまま暮らしていきます。中学校の時はテニス部に入っていましたが、活発な部活という訳ではありませんでした。高校生になり次第に、今までに比べて、平均的に症状が落ち着き始めました。荒れるときも中学生までの普通の時ぐらい。かゆみは変わることなく常にありますが、かき壊すことが少なくなってきたからだと思います。そして今に至ります。

気づき
大まかにではありますが振り返ってきました。ここからは今までで気づいたことについてまとめていきたいと思います。
  • 肌が荒れるのがある程度周期的である

  • これはよく考えてみるとわかることなのですが、肌に傷ができた後、肌が治るまでの時間は傷の深さにもよりますが基本的には一定です。またかき壊したところは痛くてかきづらくなります。となると治ってきたところをかき壊すことになり、同じようなサイクルで繰り返すことになります。肌をかき壊す前のタイミングで薬をきちんと塗ると傷にしにくくなるので、いい状態を少し長く維持することができるようになりました。
  • 周りの影響を受けやすい

  • アトピー性皮膚炎を患っている人はアレルギー体質の人が多いと思います。アレルギーは過剰防衛であるので、ほかの人だと何も感じないような変化でも反応します。私の場合は温度はもちろん、気圧の変化や天気によっても肌の状態が変わります。また、ストレスも大きな要因です。新生活が始まり、周りの環境が変わると、自分では感じられないストレスからも肌が荒れました。どのような変化でかゆくなるのかわかると対策できるので知っておくことが大切だと思います。
  • 体力と関係がある気がする

  • これはそこまで確証があるわけではありません。ですが大きな要因となっている気がします。そう思う理由は、前に書いた通り4年生でサッカーをやめたにもかかわらず症状がよくならなかったことと年齢が上がるにつれて症状が落ち着いてきたということにあります。サッカーをやめた時、汗をかくという肌にとっては悪いことがなくなったにも関わらず、肌の状態は変わらないままでした。これはサッカーをやめてから体力が落ちてしまってことに関係があるのではないかなと思っています。さらに、生活習慣は変わっていない、むしろ高校生、大学生と悪くなっていっているにもかかわらず、肌の状態は落ち着いてきました。体力の問題は大きいのではないかと考えています。ただ夜更かしをした後などはやはり肌の状態が著しく悪いので、睡眠も大切です。
  • 自分でわかるようになる

  • 高校生の時から何となくはわかっていましたが、考えながら生活しているうちにある程度正確にわかるようになってきました。気圧が下がったから意識してちゃんと保湿をしよう。今日は体調があまりよくなさそうだからアレルギーの食べ物は食べないように使用などです。私の場合は食べ物のアレルギーはそこまで強くはなかったので、同じものを食べてもアレルギーが出るときと出ないときがあります。それはほとんどが体調によるものなので、自分の体調をきちんと理解できていれば、アレルギーをうまく出さないようにできます。もちろんこれは私の場合であって、アレルギーで命に関わることもありますので、お医者さんのおっしゃることを聞いてください。

    さいごに
    アトピー性皮膚炎などは個人差があります。あくまで私の場合であってすべての人に当てはまるものではありません。私は素人ですのでお医者さんの言うことをきちんと聞いてください。ですが最終的に向き合うことになるのは本人や身の回りの方です。たくさんの要因がある中でこれだという要因を見つけることは難しいとは思います。ですが毎日の少しの気づきが最終的に症状の改善に大きな役割を果たすことになります。自分のことを一番見ているのは自分です。外的要因だけでなく内的な要因もおおきく関係していると思います。読んでいる方が保護者の方でしたら、少し聞いてみてあげてください。アトピーに少しでも悩まされない生活を送るためにこのブログが少しでも役に立てば幸いです。私も少しでも症状が改善する方法を模索しながらこれからも上手に付き合っていきたいと思います。