Secret Port6 ~シークレットポート~ | Secret Port ~むつむらの小説~

Secret Port6 ~シークレットポート~

日葵の運転で湊の誘拐されている工場へ向かう。工場へ向かう間にも作戦会議が行われている。

 

亮  「犯人の数が今わかっている2人だけだったら、準備していけば助けられるだろうけどそれ以上に多かったら、俺らだけじゃどうしようもないよ。」

 

 

颯  「そんなことはわかってるよ!でも湊を助けなきゃいけないじゃん。それを考えるのが亮の仕事だろ!」

 

亮  「無茶言うなよ!俺たちはまだ中学生だよ。普通に戦っても勝てる可能性が低いのに、人質がいるこの状況で勝てる可能性なんかゼロだよ。まだ状況が分かり切ってないから何とも言えないけど。」

 

颯  「なんだよその含みを持った言い方。わかれば何とかなりそうじゃん」

 

亮  「俺が何とかするんじゃなくて、湊本人がだよ。あいつたまに誰も思いつかないようなとんでもないことしでかすから。」

 

彩羽 「確かに湊だったら何かしそうだよね」

 

有紗 「そしたら私たちがすることって?」

 

亮  「あいつの行動のサポートがメインかな?それも向こうの状況がわかってからだけどね」

 

日葵 「まぁとりあえず湊は自分である程度は何とかしちゃうと思うよ。それよりあいつらは絶対に許さないから」

 

運転中の日葵の殺気を帯びたセリフに思わず4人は一瞬犯人たちの身を案じた。

 

日葵 「とりあえずいったんこの辺でストップかな。」

 

日葵は工場まで10mくらいの距離に近づけて、車を止めた。

 

そして日葵はノートパソコンを取り出し、キーホルダーに接続する。

 

無事に接続できた。おそらく湊のほうのキーホルダーは振動したはずだ。

このまえの鬼ごっこをしたときに、鬼が15m以内に近づくと振動するように設定しておいたからだ。

 

つけた機能が思わぬところで役に立った。

 

パソコンから音声が聞こえ始めた。

湊が何か交渉している。

 

だがここまで来ても音声を聞いているだけなら来た意味はない。

 

日葵は持ってきたバックの中からドローンを取り出した。とても小さいドローンだ。

 

颯  「日葵さん、それどうやって使うの?」

 

日葵 「カメラが付いてるからこれでもうちょっと状況がわかるかなって。ただ小さいから風に流されちゃうと使えないんだけど、今使えるかは微妙だけど何もやらないよりはね。」

 

日葵はドローンを飛ばし始めた。

ドローンを動かしながら中に入れる場所を探すが、なかなか見つからない。

工場のために窓ガラスは比較的高い位置についているために、このドローンでは風の影響を受けすぎて、高い位置まで上がり切れない。

 

今回はこのドローンは使えないか。と日葵はあきらめ、別の方法を考え始めた。

 

 

 

そのころ湊は・・・

 

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