Secret Port23~変人2人~ | Secret Port ~むつむらの小説~

Secret Port23~変人2人~

テスト2日前

結局前日は夜10時までSecret Portで5人は勉強し続けた。

湊が勉強に集中し始めたのが5時半からだったから4時間半集中し続けたことになる。もちろんずっと集中し続けることはできないから颯、彩羽、有紗の3人は適当に休憩をはさんだりしていたが、湊と亮は何かにとりつかれたように勉強し続けた。

颯  「おはよう湊!」

颯が湊を見つけ、後ろから駆け寄った。

湊  「あぁ、颯か。おはよう」

湊が見ていた理科の参考書から視線を上げ、颯のほうに視線を移した。

颯  「湊、通学中も勉強してんの?」

颯が湊の持っていた参考書に目を向けた。

颯  「そんな化学反応式習った記憶ないんだけど。そんなのやったっけ?」

湊  「これのことか。昨日化学反応式のところやってたら、ちょっと気になるところ出てきちゃって、姉ちゃんに科学の参考書借りてみてるだけだから、テストは関係ないよ」

颯  「日葵さんの借りてやってんのかよ。相変わらず変人だなー。テスト勉強はもういいの?」

湊  「一応数学と理科は大丈夫。英語は教科書の本文と意味を覚えとけばいいから余裕だし、国語は漢字、社会はワークでしょ」

颯  「なんでそんなにテストについてわかってるのに、テストの点数にそんなにムラがあるの?」

湊  「やらされるの嫌いだから、なんか言われたりするとマジでやる気なくなるからねー。前回は何があったのか忘れたけど」

颯  「マジで全教科100点取りそうな勢いだな」

湊  「たぶん無理」

颯  「なんで?」

湊  「たぶん今回のテスト亮のためだけの問題が数学で1問出る」

颯  「あーっ、そんなこといってたっけ」

湊  「さすがに3日間で亮のところまではいけない」

颯  「あれ珍しいね?いつもだったら絶対に負けないって張り切ってるところなのに」

湊  「昨日亮に教えてもらったけど、あいつもう高校の超難問を趣味で解き始めてる」

颯  「はー。俺の周りは変人しかいないな」

湊は小声でつぶやいた。

湊  「まぁ、俺に言わせれば颯も十分変人だけどね」

颯  「ん?湊なんか言った?」

湊  「いや、なんにも」

放課後 Secret Port

有紗 「ねぇあの二人一体何の勉強いてるの?今回のテストあんなの出ないよね?」

彩羽 「湊のことだから授業中に勉強してて、ある程度のところまで終わっちゃったから今は気になるところを亮に聞いてるんじゃない?」

颯  「だってあいつ今日、日葵さんの理科の参考書借りて読んでたぜ」

彩羽 「あの二人見てると、勉強するの本当に嫌になっちゃうよね」

有紗 「湊の場合はあれは長所でもあるけど短所でもあるけどね」

このまま5人はテストまでの二日間を勉強し続け、テストを終える。

テストの結果はいかに?

  • mutsumura
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